■「噂」はどこから生まれるのか?
インターネットが発達した現代では、良い評判も悪い評判も、一瞬で世界中に広がります。
企業やお店を経営している人は、口コミやレビューの影響力を実感しているはずです。
しかし、その評判が「事実に基づくもの」ならまだしも…

このお店、対応が最悪って聞いたよ←(行ったことないのに。)

この会社、ブラック企業らしいよ(←ソースは5ch)

この人、不倫してるんだって(←週刊誌の憶測記事)
……こんな感じで、根拠のない噂や誤解が広まり、企業や個人がダメージを受けることを「風評被害」といいます。
特にネットの世界では、いったん流れ出した情報は止めるのが難しい。

まるで、スーパーの豆腐コーナーで一つだけパックが破れて水が漏れ出したら、気づいたときには棚全体がベチャベチャになってる、みたいな感じですね。
■風評被害が広がる3つのパターン
なんとなく信じちゃう心理

例えば、X(旧:Twitter)で「この店、最悪だった」と誰かが呟いたとします。
それを見たフォロワーが「えっ、そんな店があるの?」とリツイート。
さらにそのリツイートを見た人が「やっぱりね、あそこ評判悪いんだよ」と引用ツイート。
この時点で、もう誰も事実確認をしていません。
でも、拡散されれば「なんか悪い店らしい」という空気ができあがってしまう。
テレビのニュースでも、「SNSで話題に!」と取り上げられたら、もうそれが「事実」っぽくなっちゃうんですよね。
「誰かの敵を叩く」ことで一体感を得る

ネットの世界では、「共通の敵」を叩くことで団結する傾向があります。
例えば、ある企業が値上げを発表したとき、「えっ、高くなるの?」と一人が不満をツイート。
すると、「消費者をナメてる!」「庶民の味方じゃなかったのか!」と怒りの声が続々と集まり、気づけば炎上状態に。
これは心理学でいう「群衆心理」が働いていて、「みんなで叩いているから自分も言っていいんだ」と感じてしまうんですね。
「感情」で拡散される情報

ネットで広がる情報の特徴として、「感情を揺さぶるものほど拡散されやすい」という法則があります。
たとえば、ある芸能人がちょっとしたミスをしたとします。
それを見た人が「こんな無責任な発言をするなんて許せない!」と怒る。
すると、同じく怒っている人が「私もそう思う!」とシェアする。
事実よりも「怒り」や「悲しみ」といった感情が優先されるので、本人が「いや、それ誤解なんです」と説明しても、誰も聞いてくれない…なんてことがよくあります。
■なぜデマを信じてしまうのか?
ここでちょっと考えてみましょう。
「こういうお店、ひどいらしいよ」と言われたとき、あなたはどちらの行動をとりますか?

- Googleで調べて、本当にひどいかどうか確認する
- 「マジで!?そんな店あるんだ!」と反応してしまう
……正直、②を選びがちじゃないですか?
これが人間の「楽をしたい」という本能です。
人は、できるだけ頭を使いたくないんです。
だから、調べるよりも「なんかヤバそう」と思ってしまうし、「みんなが言ってるなら本当なんだろうな」と思っちゃう。
■風評被害を防ぐには?
公式発表をすばやく行う

デマが広がる前に、「正しい情報」を公式に出すことが大事です。
例えば、あるレストランが「食中毒を出した」とデマを流されたとします。
すぐに店の公式SNSやホームページで「当店では厳格な衛生管理を行っており、保健所の指導のもと営業しています」と発信すれば、信じる人は減るはず。
「みんなが信じている」を逆に利用する

風評被害が「みんなが言ってるから信じる」という心理で広がるなら、逆に「みんなが正しい情報を信じるようにする」ことも可能です。
例えば、「○○店、美味しいらしいよ!」というポジティブな情報を増やせば、悪い噂よりもそちらが優先されやすくなります。
テレビショッピングの「ただいま大変混み合っています!」と同じ原理ですね。
法的措置を取る

悪質なデマや誹謗中傷に対しては、遠慮せずに弁護士に相談し、法的措置を検討しましょう。
ネット上の誹謗中傷は「名誉毀損」や「業務妨害」に該当することが多く、発信者を特定して訴えることも可能です。
■まとめ:「買う理由」ならぬ「信じる理由」をコントロールせよ
風評被害が広がるのは、「信じる理由」が無意識に作られてしまうから。
ならば、こちらも「正しい情報を信じてもらう理由」を作ることが大事です。


✅ 「公式の情報」をすぐに発信する
✅ 「ポジティブな評判」を意図的に増やす
✅ 「デマを流せば痛い目に遭う」と周知する
情報が氾濫するこの時代、気をつけていても風評被害に巻き込まれることはあります。
でも、正しく対応すれば、悪い評判を払拭し、むしろ信頼を高めることもできるんです。
「みんなが言ってるから正しい」は危険。
これからは、「自分で確かめる」ことを習慣にしたいですね。
▼もっと詳しく知りたい方はコチラの記事をご覧ください。

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