検索窓にキーワードを入力した瞬間、下に表示される「検索候補(サジェスト)」。
私たちは普段、この表示をほとんど無意識に見ていますが、
実は検索する前の段階で、企業やサービスの印象を大きく左右する重要な要素です。
多くの方が、
「検索回数が多い順に表示されているのでは?」
と考えているのではないでしょうか。
正直に言うと、私自身も長年そう思っていました。
ですが、本当にそれだけで決まっているのでしょうか?
この疑問をきっかけに、今回あえて研究という形で検証してみることにしました。
▼サジェストPRとは??

■大量検索すればサジェストはコントロールできるのか?

今回のテーマはシンプルです。
検索回数を意図的に増やせば、検索候補の表示や順番を操作できるのか?
もし可能なら、検索候補(サジェスト)は誰でも(機械でも)簡単に意図的に作れる「広告枠」になります。
それを確かめるため、少し遊び心のある実験を行いました。
■サジェスト研究テーマ:検索候補を「縦読み」で並べられるか?

今回は、自社ツール「サチプラ(サーチファンplus)」の認知実験として、
検索候補を以下のように縦読みできる形で表示させることを目標にしました。
目標としたサジェスト表示
サチプラ サ
サチプラ ジ
サチプラ ェ
サチプラ ス
サチプラ ト
サチプラ 対
サチプラ 策
縦に読むと「サジェスト対策」。
検索窓そのものが、
広告以上に強いメッセージを持つプロモーション空間になるのでは?
そんな仮説のもと、実験を開始しました。
■サジェスト研究:1日目上位表示させたいワードほど検索数を多くする
まず行ったのは、
「検索数が多いワードほど上位に表示される」という仮説の検証です。
上に表示させたい文字ほど検索回数が多くなるよう、以下の回数で検索しました。
サチプラ サ …7回
サチプラ ジ …6回
サチプラ ェ …5回
サチプラ ス …4回
サチプラ ト …3回
サチプラ 対 …2回
サチプラ 策 …1回
サジェスト研究結果は以下の通りの表示となりました。

- 「サ チ プ ラ 対」だけが検索候補として表示され、「策」は表示されなかった
- 明らかに検索回数が足りず、検索候補には“最低認識ライン”があることが判明
ここで強く感じたのは、
検索候補(サジェスト)に表示されるには、最低限の検索回数が必要
ということです。(ここまではまぁ想定内ですね)
■サジェスト研究:2日目検索候補には出たが順番は思い通りにならない
翌日確認すると、
前日は表示されなかった「策」も検索候補として認識されていました。(よかったー)

しかし、
- 縦読みが成立するような並びにはならない
- 検索回数の多い順に並ぶわけでもない
この時点で、
検索回数だけで順番まで操作するのは難しい
と感じました。(やはり一筋縄ではいきませんね)
■サジェスト研究:3日目検索数の差をさらに大きくしてみる
次に行ったのは、
ワードごとの差をさらに明確にする研究です。
検索エンジンが「重要度の違い」を認識しやすいよう、検索回数を倍近くまで引き上げました。
サチプラ サ …14回
サチプラ ジ …12回
サチプラ ェ …10回
サチプラ ス …8回
サチプラ ト …6回
サチプラ 対 …4回
サチプラ 策 …2回
サジェスト研究結果は以下の通りの表示となりました。

- すべてのワードは検索候補として表示された
- しかし、表示順はバラバラ
- 検索回数が多いワードが必ず上位に来るわけではない
ここで、仮説は完全に崩れました。(OMG)
■サジェスト研究から分かった検索候補(サジェスト)の仕組み

今回の2つの実験を通じて、次のことが明確になりました。
検索候補には「2つの壁」がある
- 認識されるかどうかの壁
→ 一定の検索数を超えないと、そもそも候補に出ない - 表示順が決まる壁
→ 検索回数だけでは順番は制御できない
検索候補は、単なる「人気順リスト」ではなく、
検索エンジンが検索体験の質を守るために設計した仕組みであることが、今回の研究から見えてきました。
■サジェスト研究をして感じた正直な感想

正直な感想を言うと、
「ここまで思い通りに動かないとは思わなかった」
というのが本音です。
検索回数を増やせば何とかなる。と考えていましたが、そんな単純な世界ではありませんでした。
むしろ、不自然な操作をしようとするほど、検索エンジンは慎重になる。
いかに機械ではなく人間が、ちゃんと検索という行動をしているか?ちゃんと検索エンジンに確認されていると感じました。
この検索候補の挙動から、サジェスト対策は短期テクニックではなく、長期設計のプロ領域だと実感しました。
■検索候補(サジェスト)対策で本当に重要なのは「検索体験の設計」

今回の結果から見えてきたのは、検索候補対策(サジェストPR)で重要なのは「量」もそうですが「質」だということ。
- なぜ、そのワードは検索されるのか?
- その検索の先に、ユーザーにとって価値ある情報があるか?
- 不自然ではない検索行動になっているか?
こうした視点が揃って初めて、
検索エンジンはそのワードを信頼できる検索候補として扱います。
検索候補(サジェスト)対策は、検索結果よりも先にユーザーの目に入る情報です。
これはSEO対策にもリスティング広告にもできない、検索候補(サジェスト)対策の強みです。
検索候補(サジェスト)は、
ネガティブなワードが並べば不安を与え、ポジティブで自然なワードが並べば安心感を生みます。
- サジェストは簡単に操作できない
- だからこそ、正しく向き合えば大きな価値を持つ
だからこそ、検索候補は見えない広告であり、ブランドの第一印象と言えます。
今回は縦読みサジェストという不自然な表示をしてみましたが、サーチファンplusの普段の施策では、人間が自然に検索している挙動と検索ワードで行っているので安心してお任せくださいね!
こんな表示はできる?という要望もお聞きできますのでお気軽にお問合せください。
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