エッホエッホ、サーチファンのサジェスト対策がすごいって伝えなきゃ、エッホエッホ

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2026年の足音が聞こえ始めた11月、今年も毎年恒例「新語・流行語大賞」のノミネート語が発表されました。この賞は「現代用語の基礎知識」の発行などで知られる出版社「自由国民社」が1984年から毎年選定しているもの。その一年間に発生した「ことば」の中から選考し、その「ことば」に深くかかわった人物・団体を顕彰するという賞です。今年は生成AI・ChatGPTの愛称「チャッピー」や、ぬいぐるみと共に外出などを楽しむ「ぬい活」、ウサギの耳やギザギザの歯が特徴のキャラクター「ラブブ」などがノミネートされました。

「現代用語の基礎知識」選 T&D保険グループ 新語・流行語大賞

そんな今年のノミネート語リストの中で、50音順の並びで最初に来ていることもあって一際目立っているのが「エッホエッホ」です。これはメンフクロウのヒナが草の上を走る写真から生まれたインターネット・ミームで、「エッホエッホ、〇〇って伝えなきゃ、エッホエッホ」という構文と共に2月23日頃から流行しました。シルバニアファミリーやほっかほっか亭などの企業にも波及し、今年9月からは明星食品の「明星 チャルメラ」のCMにも採用。今年を代表するインターネット・ミームの一つとして確かな存在感を放っています。

検索数の推移から見る「エッホエッホ」の盛り上がり

インターネット・ミームの多くはSNSやニュースサイト、動画共有サービスや検索エンジンなどを通して拡大します。Googleトレンドによると、それまで0だった「エッホエッホ」の検索数はインターネット・ミームが誕生した2月23日頃に突如上昇。その後3月に入ってからは一時下降したものの、3月中旬からは再び上昇して3月30日にはスタート時を上回る検索数まで上昇しました。4月以降は緩やかに下降していきましたが、「新語・流行語大賞」のノミネートが発表された11月5日にはまた浮上しています。

2月23日頃に急に浮上し、3月30日にピークを迎えた「エッホエッホ」の検索数(Googleトレンドより)

ピークに達した3月30日は、弁護士検索ポータルサイト「弁護士ドットコム」が運営する法律ニュースメディア「弁護士ドットコムニュース」に、「エッホエッホ」の元ネタとなったメンフクロウのヒナの写真を撮影したオランダの写真家のハニー・ヘーレさんのインタビューが掲載された日と一致します。

「エッホエッホ」でおなじみ「フクロウの赤ちゃん」、撮影したオランダの写真家が驚き「日本でこれほど人気とは…」 - 弁護士ドットコムニュース
あるメンフクロウの赤ちゃんの写真が2月ごろから、日本のSNSで大流行しています。ふわふわとした羽毛の赤ちゃんが一生懸命、走っている姿に、「かわいい」という声が集まっています。Xでは、大阪・関西万博や玩...

これらの検索数の推移からは、インターネット・ミームが拡散して多くの人の目に触れるにつれ、その分「これはなんだろう」という人の思いが集まり、検索エンジンに向かっていることが伺えます。「新語・流行語大賞」ノミネート語発表の熱がまだ冷めていない2025年11月12日現在も、Yahoo!では「えh」まで入力した時点で「愛媛県」や「絵本」などを押さえて「エッホエッホ」がトップに表示されています。

11月12日現在、Yahoo!では「えh」と入力すると「エッホエッホ」が一番上に表示されている

「エッホエッホ」の流行はサジェストのおかげ?

サジェストの内容は、検索数に大きく左右されます。各種検索エンジンは特定のワードの検索数が増加すると、「エッホエッホ、このワードがいっぱい検索されているって伝えなきゃ、エッホエッホ」と言わんばかりにそれをサジェストに反映。「えh」と入力した時点で「エッホエッホ」と表示させるような状況を作り出します。サジェストの更新頻度は検索エンジンによって異なっており、Yahoo!では毎日、Googleでは不定期で更新が訪れます。そのためYahoo!では先述したように「新語・流行語大賞」のノミネートが発表されてからすぐに「エッホエッホ」の再燃が反映されましたが、Googleでは11月12日時点ではまだ変化していません。

11月12日時点ではGoogleでは「エッホエッホ」が再燃していない

それを踏まえて再びGoogleトレンドでの「エッホエッホ」検索数の推移を見てみましょう。サーチファンの調査では、「エッホエッホ」インターネット・ミームが誕生した2月23日頃の検索数がサジェストに反映されたのは、3月15日頃の更新からです。これはGoogleトレンドで確認できる検索数増加の時期と一致しており、3月15日頃の更新での「エッホエッホ」系ワードのサジェストへの表示が検索数の増加に繋がったことを示しています。

「エッホエッホ」の検索数の推移が示すように、サジェスト表示の有無と検索数は直結しています。以前サーチファンが行った調査では、サジェストに表示されているワードのクリック率は8~25%と算出しました。「エッホエッホ」は話題性の強いインターネット・ミームであることを考慮しても、100人いたら少なくとも8人はクリックするというのは大きな数字です。「エッホエッホ」が今年を代表するインターネット・ミームとなったことの裏には、サジェストの影響も少なからずあると言えるでしょう。

エッホエッホ、皆さまのことを伝えなきゃ、エッホエッホ

ここで、「エッホエッホ」の元ネタである「メンフクロウ」のサジェストを見てみましょう。「エッホエッホ」と入力すると、Yahoo!では11月12日時点で「メンフクロウ エッホエッホ」や「メンフクロウ 走る」、「メンフクロウ 赤ちゃん」が表示されます。Googleでは一番上がシンプルな「メンフクロウ」で、二番目に「メンフクロウ 赤ちゃん」。「メンフクロウ 走る」や「メンフクロウのヒナ」、そして「メンフクロウ えっほえっほ」など「エッホエッホ」関連のワードが多く表示されています。

11月12日現在、Yahoo!では「エッホエッホ」が独走状態
Googleでは11月12日現在では若干下降気味なものの、それでも「エッホエッホ」関連ワードが多く表示

単に「メンフクロウ」で検索したのでは、「エッホエッホ」関係のページにはなかなか辿り着くことができません。しかし、サジェストに出ていることによって、すぐに「エッホエッホ」の情報にアクセスできます。この「メンフクロウ」にあたる部分がこの記事を読んでいる皆さまが展開しているサービスで、「エッホエッホ」にあたる部分が皆さまのブランド名あるいは企業名だったらいかがでしょう?「エッホエッホ」のように大量のクリックが生まれてサイトあるいはSNSなどへのアクセスが増加し、話題性やブランド力の強化に繋がることがイメージできますよね。その状況を人為的に作り出すことができるのが、サーチファンのサジェスト対策です。

サーチファンのサジェスト対策は、「メンフクロウ」にあたる対策ワードと「エッホエッホ」にあたる屋号となるワード、アクセスさせたいURLとサジェスト対策を行う検索エンジンをご指定いただくことで検索エンジンに働きかけ、サジェストに表示させるというサービスです。例えば「ラーメン サーチファン」と表示させたければ、「ラーメン」が対策ワード、「サーチファン」が屋号になります。検索エンジンはYahoo!とGoogle、Bing、YouTube、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングに対応。サジェスト対策で表示に成功すれば、「エッホエッホ」のように広く知られることも夢ではありません。ご相談いただければ「エッホエッホ、皆さまのことを伝えなきゃ、エッホエッホ」と表示に向けて全力疾走させていただきます。皆さまのご連絡、お待ちしております。

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