「サジェスト表示・非表示対策」仕組みと必要性について

ネット集客

 「SEO対策」という言葉をご存じでしょうか?このブログに訪れたということは、あなたはホームページを運営していて、現在のアクセス状況に少なからず不満を抱いていると思います。

SEO対策とは、検索エンジンの評価アルゴリズムを考慮してホームページの最適化を行い、検索結果の上位にサイトを表示させるための対策のことです。
SEOは「Search Engine Optimization」 の略で、「検索エンジン最適化」という意味。

 どんなにホームページが優れていたとしても、良い情報、良い商品を掲載していたとしても、見てもらえなければ何の意味もありません。とは言え、リスティング広告はお金がかかるし、SEO対策は時間がかかる…そういった悩みは誰しも抱えているものです。
 このブログでは、安価で即効性のある新しいSEO対策【サジェスト対策】について紹介します。

「サジェスト」とは

サジェストとは、「キーワード入力補助」とも呼ばれ、検索エンジンにある検索窓に文字を入力した際に、途中まで入力した文字に応じて入力候補ワードが補助として表示されるものです。
この時に表示されるキーワードは、全国のユーザーが過去に検索した履歴をもとにデータベースが構築されていて、最適な入力補助を返します。

サジェスト:suggest
「提案する」「示唆する」という意味。

▲Googleで「サジェスト表示」と入力した時のサジェストに「サーチファンplus」が表示されています
▲Googleで「サジェスト表示」と入力した時のサジェストに「サーチファンplus」が表示されています

全国のユーザーの検索履歴(クエリー)をもとに構築され、信頼性の高い結果が得られるため、
Googleが2011年頃に公開を始めてから様々な検索エンジンで搭載されています。
「サジェスト表示サーチファンplus」というキーワードが3番目に表示されていますが、これも「サジェスト対策」によって表示されているワードです。

サジェストの仕組み

 各エンジンの検索窓に文字を入力することで、「その文字から始まるキーワード」が、入力候補として表示されます。候補となるワードは、全ユーザーの検索履歴を参照しているため、何度も検索されているキーワードほど、入力候補の上位に表示されやすいです。
 表示されたサジェストをクリックすると、そのキーワードと関連性が高いサイトが検索結果に表示されますが、1位のサイトへのアクセスが1番多く、2位、3位までのクリック割合が6割。順位が下がるにつれて、アクセス率も低下していきます。(※文献によってここの数字は異なります)

▲先ほど表示されていたサジェストをクリックすると、表示された検索結果の一番上に「サーチファンプラス」のサイトが来ています
▲先ほど表示されていたサジェストをクリックすると、表示された検索結果の一番上に「サーチファンプラス」のサイトが来ています

 サジェストに表示されていた「サジェスト表示サーチファンplus」をクリックした際の検索結果です。サーチファンのサイトが上位に表示されるワードでサジェスト対策をしているため、サジェストクリックからのアクセスが見込めます。

様々なサジェスト

 どの検索エンジンを使っているか、またどういった環境で検索するか(パソコン、スマートフォン、タブレットなど)によって、表示されるサジェストの内容や、枠数が異なります。

検索エンジンごとの特徴

※国内シェアの割合については、以下を参考にしています。

参考:Statcounter Global Stats

・Google
 検索エンジンの中で、国内での使用率が最も高く、80%近くを占めます。
 地域によって候補ワードが異なるため、ユーザーのニーズに合ったサジェストが表示されます。
 (ユーザーの位置情報が「渋谷区」の場合、「居酒屋」と入力した際のサジェストには、渋谷区の居酒屋の店舗名が表示されやすい)

・Yahoo!JAPAN
 アメリカの検索エンジン Yahoo.com の日本版です。国内使用率は10%程度です。
 地域による候補ワードの差異が無いため、全国で同じサジェストが表示されます。
 (ユーザーの位置情報に関わらず、「居酒屋」と入力した際のサジェストには、全国の居酒屋の店舗名が表示される)
 また、「Yahoo!JAPAN」と「LINE株式会社」の統合に伴い、LINE内で「Yahoo!JAPAN」のサジェストが表示されるようになりました。

参考:ヤフー株式会社とLINE株式会社のプライバシーポリシー統合のご案内

・Bing
 Microsoft社が開発した検索エンジンで、国内シェアは7~8%です。国内で使用される検索エンジンは、Google、Yahoo!JAPAN、Bingの3つでほぼ99%を占めます。
 最近では、生成的人工知能(生成AI)を用いた「Bing AI」を搭載することで、チャット形式で知りたい情報を得られるような仕組みが作られています。2024年1月時点では、サジェストに表示される候補ワードは、検索クエリーのみを反映している可能性が高いですが、今後AIによって生成されることになるかもしれません。

・Amazon
 世界最大のショッピングサイトであり、全ユーザーの検索履歴を元に、サジェストが表示されます。上の3つとは異なり、検索結果に「サイト」ではなく「商品」が表示されるため、サジェストに商品名が表示されれば、商品ページに沢山のアクセスを見込めます。

・Yahoo!ショッピング
 こちらもショッピングサイトで、Yahoo!JAPANが運営しているサイトです。出店費用が無料のためオーナー側としては低コストで出品できる反面、店舗数が多く、競争性が高いデメリットがあります。そのため、サジェスト対策で自分の商品への導線が作ることが効果的です。

・Youtube
 動画共有プラットフォームとして、多くのユーザーに利用されています。動画への流入となるため直接的な利益につながるものではありませんが、再生数やチャンネル登録者数などを増やす目的で利用されます。

 それ以外にも楽天やGooglePlay、TikTokなどのサジェストも対応可能ですが、ここでは、サーチファンplusで提供しているサービスについてのみ紹介しました。

オンラインショップ | Searchfan Plus(サーチファンプラス)
Searchfan(サーチファン)が運営するオンラインショップです。サジェストPRや削除、トラフィックSEO、Google口コミ代行などショッピング感覚で対策することができます。

サジェストのメリット・デメリット

 サジェストは「検索エンジンに訪れた人が検索したクエリーに基づいて表示される」ものです。
 一般ユーザーから見れば、表示されるサジェストは「たくさんの人から検索されているワード」と認識されます。

 例えば「居酒屋 人気」と入力した時のサジェストには、人気の居酒屋が表示されますし、「脱毛器 おすすめ」のサジェストには、おすすめの脱毛器が表示されます。サジェストを見れば、その時のトレンドがわかるのが、サジェストのメリットです。

 つまり、「人気」や「おすすめ」がついたキーワードが表示されていれば…

このお店は「人気」と表示されているから「人気」なんだな。
是非行ってみたいな。

この商品は「おすすめ」と表示されているから「おすすめ」なんだな。
買って使ってみたいな。

 たくさんの人が『人気』『おすすめ』だと思っている、と認識されます。

 しかし、デメリットもあります。
 例えば、飲み会の予約をしようとして、居酒屋の名前を入力した時に、サジェストに「最悪」と表示されたら、あなたは利用したいと思いますか?脱毛器を購入しようとして、「ひどい」と表示されたら、あなたは購入しようと思いますか?

 つまり、「最悪」や「ひどい」がついたキーワードが表示されていれば…

この店は「最悪」って表示されてるから「最悪」に違いない!
行ったことないけど!

この商品は「ひどい」って表示されているから「ひどい」に違いない!
使ったことないけど!

 たくさんの人が『最悪』『ひどい』と思っている、と認識されてしまいます。

 事実かどうかにかかわらず、表示されているサジェストが「全人類の総意」として認識されかねないのが、サジェストのデメリットです。

「サジェスト対策」とは

 メリットにもデメリットにもなり得る「サジェスト」に対して、「ポジティブなワード」を表示したり、「ネガティブなワード」を非表示にすることを、「サジェスト対策」と言います。

サーチファンでは、ポジティブなワードを表示することを「サジェストPR」、ネガティブなワードを非表示にすることを「サジェスト削除」と呼んでいます。それぞれの例について、見てみましょう。

サジェストPR

シェフ
シェフ

私は六本木に店を構える三ツ星レストラン「サーチ・ラ・ファン」のシェフです。

 こんなことを言っていますが、実はギリギリ六本木の端っこの方で、味は良いはずなのに全然繁盛していない、三ツ星でも何でもないレストランのシェフです。画期的なネット集客の方法があることを知り、サーチファンに相談することにしました。

うそつきシェフ
うそつきシェフ

ホームページには力を入れているから、アクセスさえしてもらえれば、実際に来店してもらえるはず。何かいい集客方法はないですか?

サチコ
サチコ

「六本木」周辺の「レストラン」は1,138店舗あり、その中で選んでもらうには、まず一般ユーザーに「知ってもらう」必要があります。

「サジェストPR」を行い、「六本木 レストラン」という対策ワードで、あなたのレストラン名を表示しましょう。

▲Googleで「六本木 レストラン」と入力した時のサジェストに「サーチ・ラ・ファン」が表示されています
▲Googleで「六本木 レストラン」と入力した時のサジェストに「サーチ・ラ・ファン」が表示されています

 「六本木 レストラン」と入力した時に、「サーチ・ラ・ファン」と表示してみたところ、一日の来客数が増えました。「六本木 レストラン」で検索したユーザーが「六本木 レストラン サーチ・ラ・ファン」というサジェストをクリックして、検索結果に表示された「サーチ・ラ・ファン」のサイトにアクセスしたことで、「行ってみたい!」と思い、実際に足を運んだようです。

いそがしシェフ
いそがしシェフ

ああ忙しい!けど、お客様の満足そうな笑顔を見れてうれしいなあ!

 客足が増え、シェフも忙しそうですね。実際に足を運んでもらうためには、流入先のサイトも重要です。「行ってみたい!」と思えるようなサイトで無ければ、コンバージョンを獲得するのは難しいです。

コンバージョン:conversion
費用(コスト)に対してどれだけの効果があったのかを測る指標。費用対効果。
低コストで大きな効果を得られたら「コンバージョンが高い」ということ。

サチコ
サチコ

サービスや商品に自信があるのに、ホームページへのアクセスが少ない…
というお悩みをお持ちの方、コチラからご依頼ください。

サジェストPR | Searchfan Plus(サーチファンプラス)
サジェストPR(Yahoo!Google、Youtube、アマゾン、楽天、Yahoo!ショッピング)をご希望の方はSearchfan Plus(サーチファンプラス)にお任せください。

サジェスト削除

やらかしシェフ
やらかしシェフ

やってしまった…忙しすぎて、賞味期限切れの食材が原因で「食中毒」を起こしてしまった…

 失敗は誰しも起こしてしまうものです。保健所の立ち入り検査など、然るべき対応を行いましたが、営業再開後も客足は戻ることなく…。

はんせいシェフ
はんせいシェフ

「サーチ・ラ・ファン」と検索したときに、「食中毒」というサジェストが表示されるのが原因だと思う。これが消えてくれればなあ…。

▲Googleで「サーチ・ラ・ファン」と入力した時のサジェストに「食中毒」が表示されてしまっている
サチコ
サチコ

Yahoo!JAPANやGoogle、BingやYoutubeにまで、「サーチ・ラ・ファン 食中毒」というサジェストが表示されていました。これらを一つ一つ削除することで、綺麗なサジェストを取り戻しましょう。

 検索エンジンは一つではありません。どこか一つでも残っていると、せっかく削除してもまた再表示されることがあるので、しっかりと非表示にしましょう。また、検索窓に「サーチ・ラ・ファン」と入力した際に、下に表示される「サジェスト」だけでなく、「サーチ・ラ・ファン」で検索した際に検索結果の上部、下部に表示される「関連ワード」に関しても、削除対策を行う必要があります。

▲Googleの検索結果に表示される「関連ワード」(関連性の高い検索)
▲Googleの検索結果に表示される「関連ワード」(関連性の高い検索)
こりないシェフ
こりないシェフ

サジェスト削除対策を行ってくれたおかげで、また客足が戻ってきた!これならまた食中毒を出してしまっても安心だ!

 いくら「サジェスト」や「関連ワード」を消せたとしても、ネット上から「食中毒を起こした店舗」であることを削除することは出来ません。失敗してしまった理由を考え、再発防止策を取り、二度と同じ失敗をしないようにする必要があります。

サチコ
サチコ

弊社のサービスは、失ってしまった信用を取り戻すために、再出発する人たちを後押しするものに過ぎません。コチラからご依頼ください。

サジェスト削除 | Searchfan Plus(サーチファンプラス)
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まとめ

 検索エンジンごとに「サジェスト」という機能があり、一般ユーザーの目に触れることが多い分、サジェストに表示されることでメリット、デメリットがある、ということを説明しました。
 また、サジェスト対策を行うことで、メリットを最大限に活かせたり、デメリットを回避できたりする、ということも、例を挙げて説明いたしました。

 ここで紹介した内容は、全体のごく一部です。「どうやって表示するのか・非表示にするのか」「効果的なワードの選び方」「他のサービスについて」など、今後も記事を投稿していきますので、お楽しみに!

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サチコ
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