近年、AIの進化が止まりません。
それと同じように、検索エンジンの進化も加速しています。
YahooやGoogleは独自の生成AIを次々と搭載し、検索体験は大きく変わり始めています。その影響はサジェスト機能にも広がり、私たちの目に見えない形で静かに浸透しつつあります。
各検索エンジンへのAIの影響
Yahoo!Japan
Yahoo!では「AIアシスタント」という機能が存在します。

開発プラットフォームとしては、Google Cloud の Vertex AI が使用されています。
Googleの検索窓にも「AIモード」(SGE:Search Generative Experience)という機能が存在します。

主に「Gemini」などの生成AIモデルの組み合わせにより実現されています。

検索結果ページにも「AI による概要」という形で、AIによる要約が表示されます。

「スポンサー枠」よりも「検索結果」よりも上位に表示されています。
Bing
Bingには「Copilot」というAIが実装されています。Microsoftが提供する会話型AIアシスタントです。

元々Microsoftは「Coltana」というAIアシスタント機能を推し進めていましたが、2023年以降すべてのデバイスで廃止となり、Copilotに置き換えられました。

楽天
楽天には「Rakuten AI」という機能が存在します。

「楽天市場」サイトでは、ログインしていないと使用できないようです。
Amazon
Amazonには「Rufus」(ルーファス)というAIを搭載したショッピング機能が存在します。

おすすめの商品を紹介してくれたりするみたいですね。
サジェスト枠へのAIの影響範囲拡大
このように、各検索エンジンでも続々と生成AIが搭載されています。
その中で、2026/2/10より、Yahooサジェスト枠にAI生成が割り込んでくる事象を確認しました。

スマートフォンで確認すると、上位2枠がAI生成によって潰されてしまっています。(本来は10枠サジェストが表示される)
一番上の「渋谷で一人ランチにおすすめの場所は?」をタップしてみると…

AIアシスタントによる回答が生成されました。

ちなみにPC環境では、AI生成の割り込みは確認できませんでした。
2026/3/27時点、サジェストにまでAI概要が割り込んでいるのは、Yahoo!JAPANのみとなります。ただし、今後他の検索エンジンにおいても同様の挙動が見られる可能性があります。
ユーザー検索体験への影響
ここで問題なのが、本来「渋谷 ランチ」の検索結果上位に表示されるサイトへの流入を「AIによる回答が邪魔している」ということです。

今までの「検索」は、検索結果に表示されたリンクから「どのサイトに入るか」を選択し、必要な情報を獲得してきました。
サジェストにまでAIが入り込んできたことで「検索結果にすら遷移しない」というケースも増えることが想定されます。
そうなると、従来のSEO対策は全く意味の無いものになってしまいます。現在はスマートフォンのみ、上位2枠のみですが、今後その範囲が拡大されれば、サイトへのアクセスは減少していくことでしょう。
また、検索行動が検索結果だけで完結する「ゼロクリック」も問題視されています。

検索体験は、サイトへのアクセスが不要な時代になりつつあるのです。
AI対策としてできるSEO
新しいSEO対策として必要なのは、ユーザーがAIに流れる前にサイトへの動線を作ること。
「検索結果」に遷移する前、ここでユーザーにアプローチすることが重要…。

つまり、ここ。「サジェスト」。
AIによる生成結果は制御することが難しく、かつ生成されるたびに結果が変わります。「サジェスト」も定期的なワードの入れ替わりはありますが、そこまで大きな変動はありません。
ここに会社名や商品名、サービス名を表示することで、検索結果よりも前の画面で「指名検索」を確定させることができるのです。

サーチファンでは、このサジェスト枠に「好きなキーワードを表示するサービス」を提供しています。例えばあなたの会社の名前や商品名、サービス名を自由に出せるということです。
サジェスト対策を行うことで、AI側に「有益な情報」だと認識してもらい、上位2枠に社名を表示することもできるかもしれません。

また、サジェスト対策がSEOだけでなく、LLMO(AIが回答を生成する際、自社コンテンツが引用・参照されやすくする新しい検索対策)に繋がってくれば、
サジェスト対策=最先端のSEO対策 → サジェスト対策=LLMO対策
となる日もそう遠くないかもしれません。
「サジェスト対策」が気になった方は、以下からお問い合わせください。


