こんにちは、サチコです。サジェスト、出してますか?
サジェストの種類って、いっぱいあるんですよね。
ポジティブワードであれば「出せば出すほど見てもらえる機会が増える」し、
ネガティブワードであれば「1つでも表示されていれば他のサジェストにも拡大する」可能性があります。
検索エンジンや表示箇所、デバイスなどの観測環境によって、表示されるサジェストは異なります。
本記事では、そういった様々なサジェストを画像で見ていきます。
パソコンで見た時の画面は、枠の線が黒くて細く、
スマートフォンで見た時の画面は、枠の線が青くて太くなっています。
検索エンジン
Yahoo!Japan
サジェスト
「ネット集客」と入力した時のサジェストです。「サーチファンプラス」「サチブロ」「searchfanプラス」といった、我が社の名前が出ています。えっへん。
上はパソコンでの画面、こちらはスマートフォンでの画面です。
こちらはLINEの画面ですが、こちらでもYahooと同じようなサジェストが確認できます。
2023年10月1日から、YahooとLINEが統合され、「LINEヤフー株式会社」となりました。それに伴い、Yahooに表示されているサジェストが、LINEの方にも表示されるようになっています。
ヤフーとLINEは2023年10月1日に一つの会社に統合し、LINEヤフー株式会社(以下「新会社」)となります。
出典:https://about.yahoo.co.jp/topics/20230901a.html
虫眼鏡(関連検索ワード)
こちらはYahooの「関連検索ワード」、虫眼鏡アイコンがついているので、弊社では「虫眼鏡」と呼んでいます。
検索結果の上段、下段にそれぞれ表示され、次ページへ進んでもずっと表示されます。助かりますね。
上段に表示されているワードは、下段にも表示されているため、上段に表示された方が目立ちます。
お金を払って広告を出している「スポンサー」よりも上に表示されるのはうれしいですね。
他の人はこちらも検索
「虫眼鏡」に表示する候補が無い場合、「他の人はこちらも検索」という候補ワードが表示されます。
後述する「Google関連検索ワード」と似たようなワードが出ているケースが多いです。
スマートフォン環境の場合、サイトに入ってからブラウザバック(戻る)をすると、「他の人はこちらも検索」がひょっこり顔を出します。入るサイトによって、異なるワードが表示されます。
その他
・Yahoo画像検索
こんなとこにもサジェストが。もちろん出せます。需要はあんまりないけど(泣)
・Yahoo動画検索
こちらも出せます。見てほしい動画があれば、対策してみてもいいかもしれないですね。
サジェスト
「トラフィックseo」と入力した時のサジェストです。
「トラフィックseo」という言い方は一般的ではないみたいです。あなたのサイトに良質なアクセスを与えるサービスです。買ってね。
検索結果画面の入力候補は、弊社で指す「サジェスト」とは異なります。対策したワードが出ることもあります。出てたらラッキー。
関連ワード(関連性の高い検索)
「関連性の高い検索」という項目があります。弊社では「関連ワード」と呼んでいます。
Google設定の「連続スクロール」をオフにしている場合は、検索結果画面の一番下に表示されるため、「下関連」と呼んだりもします。
「下関連」に対して、検索結果画面の上段に表示されるので「上関連」と呼んでいます。
他の人はこちらも検索
Googleの「他の人はこちらも検索」は、スマートフォン環境でのみ表示されます。「居酒屋 カップルシート キス」だって。居酒屋でキスすんな。
ちなみに「他の人はこちらも検索」、検索結果の2箇所に表示されます。いずれも検索結果の間に挟まる形で出ています。表示される候補ワードは異なっていますね。
「他の人はこちらも検索」は、「こち検」と呼んでいます。かわいいですよね。こちけん。
Bing
サジェスト
Bingのサジェストって、Yahoo!JapanやGoogleではサジェストを表示しないようになっている(ロックされている)ワードが、表示されていたりするんですよね。
「サジェスト」というワードもそうですが、自分がサジェストを出したいキーワードがYahooやGoogleでロックされているなら、Bingで表示してもいいかもですね。
Yahooだとサジェストが出ていませんよね。その場合、ロックワードの可能性があります。
Googleではサジェストが出ていますが、こちらは「Googleが決めたワードだけが出ている」状態です。実際に対策しても、サジェストは表示されなかったため、ロックワードです。
基本的にサジェストが出ているワードは、ロックワードではない場合がほとんどですが、例外もあります。判断基準が難しいので、お問い合わせでご相談くださいね。
サジェストの下2つが「虫眼鏡」アイコンではなく「吹き出し」アイコンになっています。
サジェストをクリックしたら聞いてもいないのにAIが説明し始めました。おしゃべりですね。Bingは2023年11月1日から「Copilot」というAIを検索機能に導入しました。新しいAIがどんどん増えていきますね。
Microsoft Copilotは、マイクロソフトによって開発され、OpenAIのGPTを用いた、自然言語処理技術を用いた検索エンジン型のチャットボットであり、生成的人工知能の一種である。
出典:https://copilot.microsoft.com/
YouTube
サジェスト
一番上に「サーチファン」と出ています。クリックすると、サーチファンに関する動画の一覧が出てきますよ。
↑30秒で見れます!見てね(/・ω・)/
Amazon
サジェスト
Amazonのサジェストも表示可能です。YahooやGoogleなどの検索エンジンと違って、商品ページにアクセスしてもらいやすくなるので、購入機会を増やすことができます。
Yahoo!ショッピング
サジェスト
Yahoo!ショッピングのサジェストも表示可能です。Amazon同様、商品ページにアクセスしてもらいやすくなるので、購入機会を増やすことができます。
Yahoo!ショッピングは、パソコンとスマートフォンで表示の違いはありません。
その他
上記以外にも、対策出来る検索エンジンは無いか、日々研究を行っております。「これは対策出来るか?」といった相談があれば、サーチファンは実際に「やってみて」判断させていただきます!
表示箇所
「サジェスト」「関連ワード」「こち検」など、様々な表示箇所があります。
全く異なるもの、ということでは無く、サジェストに表示されているワードが関連ワードにも表示されていたり、「こち検」に表示されていたり、というように、連動しています。
ネガティブなサジェストが出ていた場合は、関連ワード、こち検にも伝播する可能性があるので、早急な対応が必要です。
位置情報
検索する時は、必ず位置情報を持った状態で検索しています。GPS や Wi-Fi ネットワークなどの情報から、ユーザーの現在地を推定しています。
Googleにおいては、この「位置情報」を元にして、そのユーザーに適した検索結果を返すようになっています。
例えば検索窓に「ラーメン」と入力した場合、東京都では東京のラーメン店の名前が、北海道では北海道のラーメン店の名前が…というように、計測地に沿ったサジェストが表示されます。
北海道で「ラーメン」と検索して、沖縄県のラーメン店ばかりおすすめされても困りますからね…。
ちなみに、地域による表示差異があるのは、現時点でGoogleのみです。
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IPアドレス
位置情報と同じように、「IPアドレス」も、検索する際に情報として持っています。
確認君+(Plus) – こんな情報漏れてます (b4iine.net) というサイトを見ると、インターネットを見ている時に、検索エンジン側に対してどういった情報が送信されているかを確認することができます。
この「IPアドレス」を元に、検索エンジン側は位置情報を推測し、最適なサジェストを表示しているのです。
デバイス
パソコン
上で紹介したサジェストの画像は、ほとんどがPCのものです。基本的に、パソコンの方がサジェストの表示件数が多いです。また、サジェストをクリックした後にサイトに遷移した場合、一度に表示できる情報量が多いため、パソコンの方がコンバージョン(例えば通販サイトなら購入)に繋がりやすいでしょう。
また、WindowsとMacでの違いはありません。
スマートフォン
検索エンジンによっては、パソコンとスマートフォンで、表示が全く同じものもあれば、異なるものもあります。また、パソコンに比べてスマートフォンは、表示件数が少ない、といった違いもあります。
YouTubeで見ると、PCではサジェストが14件表示されるのに対し、スマートフォンでは12件です。
Googleの「他の人はこちらも検索」のように、スマートフォンでしか表示されない項目もあります。
また、現在はインターネットをスマートフォンで利用する人の割合が、パソコンで利用する人よりも増えているため、見てもらう機会を増やすうえでは、スマートフォンで対策をする方が有効です。
出典:国民生活におけるデジタル活用の動向(総務省)https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r04/html/nd238110.html
ただし、スマートフォンの方が難易度が高いため、対策出来るキーワードが限られる、という課題もあります。
ユーザーエージェント
ユーザーが「パソコンで見ているか」「スマートフォンで見ているか」は、「ユーザーエージェント」というもので判断しています。
Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/124.0.0.0 Safari/537.36 Edg/124.0.0.0
「Windows」という文字列が含まれています。この場合はパソコンで見ていると判断されます。
「iPhone」が入っていたらスマートフォンで見ていると判断されます。このように、パソコンなのかスマートフォンなのかを判断し、サジェストが表示されるのです。
アプリ
YahooやGoogle、Amazonなどは、スマートフォンアプリが存在します。スマートフォンアプリ内でも検索窓があり、基本的にはパソコンや、スマートフォンのブラウザアプリから見るサジェストと大体同じワードが表示されます。
ただし、表示されない場合もあるので、確約は出来ません。
まとめ
サジェストの種類について説明しました。検索エンジンの数だけサジェストがあると言っても過言ではありません。
どういったコンバージョン(費用対効果)を得たいか、によって最適な検索エンジンや、対策するキーワードが異なります。サジェストの効果を最大限に発揮したいなら、サーチファンに相談してください!
迷ったら行動あるのみ❤