サジェストとは
サジェストとは、「キーワード入力補助」とも呼ばれ、検索エンジンにある検索窓に文字を入力した際に、途中まで入力した文字に応じて入力候補ワードが補助として表示されるものです。
この時に表示されるキーワードは、全国のユーザーが過去に検索した履歴をもとにデータベースが構築されていて、最適な入力補助を返します。
全国のユーザーの検索履歴(クエリー)をもとに構築され、信頼性の高い結果が得られるため、
Googleが2011年頃に公開を始めてから様々な検索エンジンで搭載されています。
「サジェスト表示サーチファンplus」というキーワードが3番目に表示されていますが、これも「サジェスト対策」によって表示されているワードです。
ユーザーが「サジェスト表示」と検索した時に「サーチファンplus」と表示されることにより、
サジェスト表示 = サーチファンplus
と脳内にインプットされます。何故なら「サジェスト」=「みんなが検索しているワード」だからです。
本記事では、各業種における「サジェスト対策の導入事例」をご紹介します。
サジェスト対策導入事例
3つの導入事例を通して、サジェスト対策のメリットを解説します。
ラーメン屋経営 40代 男性
【経緯】
食品の値上げラッシュが続く2024年。コロナ禍で苦境に立たされた外食産業は、アフターコロナの時代に突入して人流が活性化した今また新たな問題に頭を悩ませている。中でも特に大きな打撃を受けているのが国民食・ラーメン業界だ。帝国データバンクの調査によると、2024 年に発生したラーメン店経営事業者の倒産は、7 月までに 49 件発生したという。これは前年の 53 件からほぼ倍増、 過去最多となった2020 年の 54 件を上回るペースだ。
食材の値上げだけではなく、スープ作りで長時間煮込むので光熱費の値上げも痛いです。さらに、うちは券売機を使っているのですが、新紙幣に対応するため新調しなければなりませんでした。ラーメン屋は1,000円を超えると客足が一気に減るので、あとはより多くのお客さんに来てもらうしかない。何かいい方法はないものか……。
【対策】
地域名+「ラーメン」に加え、「昼食に何を食べるか決まっていない人」も呼び込むために地域名+「ランチ」での対策を提案した。
🔍 〇〇 ランチ ラーメン△△
株式会社リクルートが運営する外食市場調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」が2024年3月に行った調査によると、平日のランチの「外食店内での食事」の予算の平均金額は1,243円だという。これはラーメン屋の「1,000円の壁」を大きく超える数字だ。外食産業の中ではラーメン屋が未だ低価格であることを示している。
【結果】
以前は客層に偏りがあったが、対策開始以降は今まで来なかったような層の来店があったという。新たな固定ファンが徐々に増えていき、今ではコロナ以前よりも忙しい日々を送っているとのことだ。
飲食店は店舗の公式サイトやSNS以外にも、グルメサイトやポータルサイトなど関連ページが複数あることが多いです。
そのため検索結果の上位を独占できるようなワードを出しやすく、その分多くの集客を見込めます!サジェスト対策との相性がぴったりです(^^)
バインミー専門店店主 30代 女性
【経緯】
近年の食トレンドの一つに「専門店」が挙げられる。「蕎麦屋」「ハンバーガー屋」のようなものではなく、「鴨南蛮専門店」「チーズバーガー専門店」のようによりメニューを絞ったものだ。特定のメニューへの特化には、効率化や仕入れコストの削減などのメリットがある。しかし、ターゲットが限定されることや、トレンドに左右されやすいことなどデメリットもある。
東京のお店で修業した後、ベトナムのサンドイッチ「バインミー」の専門店を地元にオープンしました。地方でニッチなお店をやっている物珍しさからなのか、最初は来てくれたお客様も多かったですが、徐々にその数は減っているような気がします。今は大丈夫ですが、10年後も大丈夫なのかは不安です。
【対策】
「バインミー」だけでは検索ボリュームが少ないと感じたため、「ベトナム料理」「サンドイッチ」「パン屋」など、バインミーを広いジャンルで捉えたワードでの対策を提案した。
🔍 ベトナム料理 〇〇
🔍 サンドイッチ 〇〇
🔍 パン屋 〇〇
ある意味競合する相手を増やすような行為だが、サジェスト対策の場合はリスティング広告などと比べて競合が増えても大きな問題なく行える強みがある。
【結果】
来客が増えただけではなく、地元タウン誌やテレビ局などが企画したパン屋特集やエスニック料理特集で声がかかるようになったという。メディア露出が増えたことで地元に根付いた実感を得たとの声を頂いた。
今回行ったような対策は、例えば「麻婆麵」なら「ラーメン」「激辛」のように、割とどんなものでも応用できます。一つのメニューに特化した専門店でも、より広いジャンルで戦っていくことはできますよね(*^^*)
居酒屋店長 50代 男性
【経緯】
帝国データバンクが2024年8月22日に公開した「人手不足に対する企業の動向調査(2024年7月)」によると、業種別の非正規雇用の人手不足割合は飲食業がトップだという。他業種と比べてアルバイトのスタッフが多い飲食業は、学生の進学・就職といったライフイベントに左右されやすいこともあり、安定して働き続けるスタッフの確保が課題となっている。また、飲食業スタッフは近年問題視されることが増えてきた「カスハラ(カスタマー・ハラスメント。客からの従業員に対するハラスメント)」を受ける機会も他業種と比べて多いという調査結果もある。
「カスハラ」を受けた経験がある企業の業種別(母数10社以上)は、「宿泊業」が72.0%(25社中、18社)でトップ。宿泊客とのトラブルなどで「カスハラ」を受けるケースが多いようだ。
東京商工リサーチ「企業のカスハラ対策に遅れ、未対策が7割超 『カスハラ被害』で従業員の『休職・退職』 13.5%の企業で発生」より
次いで、「飲食店」の64.8%(37社中、24社)、タクシーやバスなど「道路旅客運送業」の55.5%(18社中、10社)が続く。個人客と接することが多いサービス業や小売業が上位を占めた。
長く勤めてくれていた学生スタッフが就職で卒業してしまい、新しい人を雇いたいのですが応募がなかなか来ません……。時給はもうギリギリまで上げており、これ以上上げるとなると今度はメニューの値上げも検討しなくてはなりません。新しいスタッフが見つかるまでのいい宣伝ツールはないものでしょうか……。
【対策】
若年層の利用者が多いGoogleで、「地域名+居酒屋+アルバイト」で店舗のSNSへのアクセスを増やす対策を提案した。
🔍 〇〇 居酒屋 アルバイト △△
大手求人サイトにもいわゆる「闇バイト」の求人が潜んでいることが各メディアで報道されており、情報がオープンになっている店舗SNSを経由させることで安心感をアピールする狙いだ。
【結果】
表示までは時間がかかったものの、表示後にはすぐに応募があり、新たなスタッフを採用できたという。また、アルバイトの応募だけではなく来客も増加したことから宣伝効果を実感されたようで、スタッフ採用後には店舗のPRの対策も新たにご発注いただいた。
最近は求人でサーチファンを利用される方が増えています! Googleは更新頻度が遅いので素早い表示はお約束できませんが、若い層をターゲットにする際には有効な対策先です。SNSに誘導すればお店のPRにも繋がって一石二鳥ですね(^o^)/
おすすめキーワード
他にも、こんなキーワードでの対策実績があります!
こんなキーワードもおすすめです |
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ランチ |
ディナー |
グルメ |
レストラン |
テイクアウト |
居酒屋 |
カフェ |
ラーメン |
スイーツ |
韓国料理 |
キーワードが選べない…という方は、サーチファンplusが提案させていただきます!
まとめ
いかがでしたか?業種によって、対策ワードの選び方や、サジェスト対策を行うのに有効な時期などは異なります。お客様が「どういったワードで検索するだろうか…?」と考えてみると、最適なキーワードが見つかるかもしれませんね!もちろん、どんなキーワードが良いかわからない、という方は、お問い合わせからのご相談もどしどし受け付けております。
サーチファンplusで待ってるよ❤