「ゼロクリック」とは?
近年、ユーザーの検索行動は「ゼロクリック」検索に変わりつつあります。
ゼロクリック、すなわち検索行動が「検索結果だけで完結する」状態=サイトがクリックされない(アクセスされない)ことを指します。
元々は検索エンジン側が、天気予報や店舗の営業時間、専門用語の定義などを検索結果ページに直接表示するようになったことが原因で発生していました。

現在、検索エンジンにAIが統合されたことにより、これが顕著になっています。
参考:SEOは終わったのか?AI検索時代に「残るSEO」と「進化するSEO」
「AIによる概要」とは?
Googleの検索結果最上部に「AIによる概要」が表示される場合があります。検索結果上位に表示されるサイトを(勝手に)要約して生成します。
「スポンサー広告」よりも上に表示されます。正直、どうかと思います。

「AIによる概要」のGoogleでのサジェスト。辛辣ですね。

この「AIによる概要」、正しい情報であるなら良いのですが、必ずしもそうでないんですよね。

「ハルシネーション」という言葉がありますが、AIは「わたしが言うことはすべて正しいですよ」というスタンスで物を申してくるので注意が必要です。
Yahooでは「〇〇のAI回答」という表示になっています。

先ほども書いた通り、ユーザーの検索行動が「ゼロクリック」で完結するということは、
「検索によって誤情報を得た状態で検索行動が完了している」ということです。これはいけない。
サイトアクセスへの影響
こちらの記事にも書きましたが、せっかくSEOでの順位が高くても、AIが生成したコンテンツにアクセスが流れるケースが増えています。

ユーザーがAI生成されたコンテンツを見て検索行動を終える場合、検索結果に表示される10件のサイトなんて見ていないことになりますから、サイトへアクセスしてくれる人も減りますよね。
ゼロクリックへの対策
ユーザーが「AIによる概要」を見る前に、サイトへの導線を作れば良いのです。
つまり、これ↓よりも前の段階。

「検索行動」を行う前、調べたいキーワードを入力する「ココ」です。

ここに「サジェスト対策 サーチファンプラス」や「サジェスト対策サーチファンplus」というサジェストを表示しておくことで、ユーザーは「なんだろう?」という興味に惹かれてクリックします。


そしてなんと、サジェストクリック後の検索結果画面には「AIによる概要」は表示されないため、ユーザーが検索結果画面で検索行動を完結することはなく、サイトへのアクセスが見込めるのです。
※必ず「AIによる概要」が表示されないわけではありませんが、表示される可能性を下げることができます。
▼サジェスト対策について詳しく知りたい方はこちら!


