Googleのサジェストに「やばい」等のネガティブなキーワードはなぜ表示される?

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Googleのサジェストにネガティブなキーワードが表示される理由を解説

企業名で検索した場合にGoogleサジェストに「やばい」というキーワードを見た事はありませんか?

一番多くご相談を頂くケースとして何故「やばい」が表示されているのか?という質問です。


特に、ネガティブワードの中でもよく見受けれる「やばい」というキーワード


【企業名+やばい】の組み合わせで特に出る事が多く、各企業の人事担当様も頭を悩ませて疑問を持たれているかと思います。

過去に不祥事をしたわけでもなく、特に会社の悪い評判は聞かない。

にも関わらず何故表示されてしましょうのでしょうか?

考えられる原因を解説していきます。

[企業名+やばい]と検索するユーザー多数いる

先ず、サジェストが表示される仕組みを説明します。
引用:Google検索ヘルプ

実際に検索されたワードが表示反映されますので
「企業名+やばい」で検索するユーザーが一定数存在するということです。

では、何故そのキーワードで検索するのか?

1.嫌がらせ目的で検索
元従業員などが会社に対する嫌がらせ、つまりサジェストが出る仕組みは理解せず
「やばい情報」がないか、探す為に実際に検索をした結果表示される。

2.採用応募に関して、事前にブラック企業ではないか?情報収集
悪意があるわけではなく、「やばい」という言葉は日常でよく使います。
会社のネガティブ情報がないか「やばい情報」がないか事前に確認して安心が出来るように検索する。結果的にサジェストに表示される。

キーワード「企業名+やばい」を含むコンテンツがWeb上に存在する

Googleサジェストはクエリ以外にも以下の要素が関わってきます。

・クエリの言語
・クエリが実行される場所
・クエリで注目を集めている関心事
・ユーザーの過去の検索

引用:Google検索ヘルプ

つまり、単にクエリ以外にもWEB上のコンテンツなども見ていると判断が出来ます。

「企業名+やばい」のWEBコンテンツが多数存在する結果、関連性が高まり結果的に出やすくなるのではないかと捉えております。

Q.何故、WEBコンテンツが多いのか?

1.「やばい」というサジェストが表示されてアフィリエイターが、表示されているワードを含むコンテンツを作る。

目的:SEO対策の一環として順位上昇して自分のAFサイトを見て貰う回数を増やしたい。
サジェストに表示されるキーワードを含むコンテンツを作ることでSEO対策に効果があると言われているためです(最近はその効果は落ちてきています)。

2.何かしらの意図を持って第三者が「やばい」を含むコンテンツを作成する。

目的:多くの人に知ってもらいたい、あるいはView数を稼ぐために引きのある「やばい」というキーワードを使った、など色々なケースがあると思います。

いずれにせよこのようなコンテンツが存在すること自体が好ましくないので出来れば削除したいところです。

サイト制作者とは連絡が取れますので、コンテンツの削除要請などをすることが可能です。

仮にコンテンツ削除されたとしてもすぐにサジェストが消えるわけではありませんが、仮にサジェストに「やばい」が表示されていてもマイナスのイメージは少なくなると判断出来ます。

「やばい」という単語の実態と根拠

上記より、表示がされる仕組みはご理解頂けたと思いますが実際に、もう少し深堀して見て行きます。

■WEBサイト、インデックス数

・やばい   約 158,000,000 件
・迷惑電話  約 70,900,000 件
・詐欺    約 151,000,000
・裁判    約 130,000,000 件
・迷惑    約 144,000,000 件
・倒産    約 38,400,000 件
・ブラック  約 435,000,000 件

確かに、上記のネガティブ単語の中では「やばい」が2番目に多くインデックスされているがこれだけでは判断が出来ません。

■Yahooリアルタイム検索数(30日)

・やばい   2,5979,901 件
・迷惑電話  2,314 件
・詐欺    584,163 件
・裁判    163,181 件
・迷惑    494,875 件
・倒産    29,319 件
・ブラック  444,373件

圧倒的にSNSでは、「やばい」を使うユーザーが多い事がわかります。

■Google関連ワード

実際に「やばい」のみで検索すると「やばい 使いすぎ」と表示されます。

つまり、それだけ使われているという事が分かりますが、「やばい」単体は確かに使うのは理解が出来ますが「社名+やばい」とわざわざ検索する人が多数いるとは考えにくいです。

よって、
「やばい」というキーワードが直接検索されていなくても、キーワード群のようなものの中から機械的にやばいが抽出され、表示されているのではないかと考えています。
更にGoogle関連ワードはクエリよりコンテンツの量や質を加味して表示される傾向が強いのでが、以下のような事も考えらえます。

1.WEBコンテンツが多くGoogle側が関連度が高いと判断、関連ワードに表示される
2.関連ワードが表示される事により、気になったユーザーがクリック=クエリが発行される
3.今まで出ていなかった「サジェスト」にも表示がされるようになる

つまり、関連ワード対策をしないとサジェストに出る可能性が高まると考える事が出来ます。

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ネガティブな検索候補を一掃出来る最新技術【サジェスト削除】
記事の抜粋
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