「派生ワード」とは?サジェスト表示での効果的な対策キーワードの選び方

「派生ワード」とは?サジェスト表示での効果的な対策キーワードの選び方 ネット集客

本記事では「派生ワード」について解説していきます。「派生ワード」は、サジェスト表示対策でキーワード選定を行う際、知っておく必要がある項目となります。

キーワードの選び方とサジェストが表示されるまでの流れ 
ネット集客術「サジェスト表示対策」サービスの各検索エンジンごとに効果的なキーワードの選び方を解説します。 「対策ワード」と「表示ワード」の違いや対策ワードの難易度、ワード選びのコツ、表示ワードが消えた際の対応方法について解説。

上の記事の補足的な内容となりますので、まだ読んでない方はこちらを先にご一読くださいm(__)m

「派生ワード」とは

「派生ワード」とは、とあるキーワードに対して、そのキーワードから始まるワード群を指します。

文章ではわかりづらいですね…。図を使って説明します。

▲「脱毛」の「派生ワード」と「派生ワードの派生ワード」と「派生ワードの派生ワードの派生ワード」
▲「脱毛」の「派生ワード」と「派生ワードの派生ワード」と「派生ワードの派生ワードの派生ワード」

これは3つのGoogleサジェストの画像です。

  • 脱毛」と入力した時のサジェスト
  • 脱毛器」と入力した時のサジェスト
  • 脱毛器 おすすめ」と入力した時のサジェスト

サジェストには「メインキーワード」から始まる派生ワードが表示される、という特性があります。

というように「派生ワード」にも「派生ワード」があり、最後の1ワードになるまで派生していきます。
この「派生ワード」が多ければ多いほど、「メインキーワード」でサジェストを表示する難易度が高くなっていきます。

派生ワード数の調べ方

弊社では「ラッコキーワード」というサイトで派生ワード数を調査しています。

SEO対策をかじっている人なら一度は聞いたことがありますよね。短い手足で頑張って働いているラッコが愛おしくてたまりません(*´ω`*)

▲ラッコキーワード
▲ラッコキーワード

元々「GoodKeyword」というサイトで提供されていた派生キーワードの一括リサーチ機能を、
事業譲受という形で受け継いだのが「ラッコキーワード」です。

キーワードリサーチツール「goodkeyword」の事業譲受のお知らせ
ラッコ株式会社のプレスリリース(2020年8月28日 10時00分)キーワードリサーチツール「goodkeyword」の事業譲受のお知らせ
  • Google
  • Bing
  • Youtube
  • 楽天
  • Amazon

といった検索エンジンにおける「派生ワード」の数を調べることができます。

▲ラッコキーワードで「脱毛」と検索した時の、Google派生ワード数

「脱毛」で検索すると、「874HIT」と赤文字で表示されています。これが「派生ワード数」です。

「脱毛」で表示された時のサジェストを始め、「脱毛」の後ろにスペースを入れた時のサジェスト、「脱毛」+「あ」~「ん」、「が」~「ぽ」、「a」~「z」、「0」~「9」と入力した時のサジェストが、一括で取得できます。

▲ラッコキーワードで「脱毛器」と検索した時の、Google派生ワード数

「脱毛」の「派生ワード」の数は「789HIT」と、かなり派生ワード数が多いことがわかります。

▲ラッコキーワードで「脱毛器 おすすめ」と検索した時の、Google派生ワード数

「脱毛」の「派生ワードの派生ワード」では、「153HIT」とまだまだ数が多いです。

▲ラッコキーワードで「脱毛器 おすすめ 女性」と検索した時の、Google派生ワード数

「派生ワードの派生ワードの派生ワード」までいくと、流石に「3HIT」と少なくなりました。

後述しますが、検索エンジンによってサジェスト表示可能な「派生ワード数」が異なります。

派生ワード数が多すぎるキーワードだと表示が出来ず、少なすぎるワードだと、表示できても効果が得られないなど、程よい派生ワード数があるキーワードを選ぶ必要があります。

検索ボリュームとの違い

「派生ワード数」と「月間検索ボリューム」は、意味合いが異なります。

脱毛の「派生ワード数」:「脱毛」から始まる派生ワードの数

脱毛の「検索ボリューム」:「脱毛」というキーワードが検索される回数

ちなみに、Googleキーワードプランナーで確認した「脱毛」の検索ボリュームは、165,000でした。

▲Googleキーワードプランナーで見た「脱毛」の「月間検索数」
▲Googleキーワードプランナーで見た「脱毛」の「月間検索数」

Yahooサジェスト、Googleサジェストの表示難易度に関しては「月間検索数」で判断しています。

キーワードの選び方とサジェストが表示されるまでの流れ 
ネット集客術「サジェスト表示対策」サービスの各検索エンジンごとに効果的なキーワードの選び方を解説します。 「対策ワード」と「表示ワード」の違いや対策ワードの難易度、ワード選びのコツ、表示ワードが消えた際の対応方法について解説。

検索エンジンごとの表示可能な「派生ワード数」

検索エンジンによっては、難易度が高く表示ができないキーワードがあります。「派生ワード数」を基準として判断しています。

Amazon

派生ワード数が 800 以上のキーワードは、表示できません。

▲ラッコキーワードで「ipad」と検索した時の、Amazon派生ワード数
▲ラッコキーワードで「ipad」と検索した時の、Amazon派生ワード数

「ipad」は 845 HITなので、Amazonでは表示対策不可ということになります。ショッピングサイトだと、条件を絞り込むために検索する人が多いので、自ずと派生ワード数は多くなります。

Youtube

派生ワード数が 1,000 以上のキーワードは、表示できません。

▲ラッコキーワードで「ヒカキン」と検索した時の、Youtube派生ワード数
▲ラッコキーワードで「ヒカキン」と検索した時の、Youtube派生ワード数

「ヒカキン」は 1191 HITなので、Youtubeでは表示対策不可ということになります。Youtuberやインフルエンサーの名前は検索されやすいので、難易度が高くなります。

Bing

派生ワード数が 900 以上のキーワードは、表示できません。

▲ラッコキーワードで「パソコン」と検索した時の、Bing派生ワード数
▲ラッコキーワードで「パソコン」と検索した時の、Bing派生ワード数

「パソコン」は 650 HITなので、Bingでは表示対策可ということになります。

色々と調べてみましたが、Bingで派生数900を超えるワードは見つかりませんでした。ほぼ対策可であると言えそうです。

その他

派生ワード数が 140 以上のキーワードは、表示できません。

▲ラッコキーワードで「脱毛器」と検索した時の派生ワード数
▲ラッコキーワードで「脱毛器」と検索した時の派生ワード数

「脱毛器」は 187 HITなので、表示対策不可ということになります。

効果的なワードの選び方

派生ワード数が多いキーワード=コンテンツとして深みのあるワードであるといえます。
しかし、必ずしも派生ワード数が多い=効果的なワードとは限りません。

例を挙げてみましょう。

▲Googleで「居酒屋」と検索した時のサジェスト
▲Googleで「居酒屋」と検索した時のサジェスト

例えば、あなたが横浜市内の居酒屋を経営していて、「居酒屋」というキーワードでサジェストを出したいとします。

「居酒屋のぶ」「居酒屋すみれ」といった店名が表示されていますが、横浜市内の居酒屋を探している人はこれをクリックするでしょうか?

居酒屋 横浜」のように入力するのでは無いでしょうか?つまり「居酒屋」というキーワードでサジェストを出していたとしても、必ずしもクリックされるわけではない、ということです。

「個室」「喫煙可」など、もっと情報を付与するのであれば「居酒屋 横浜 個室 喫煙可」のようなキーワードを選定することも可能です。とはいえ、そこまで絞り込んだ状態だと、検索自体が少なくなってしまいます

つまり、派生ワード数が多すぎず少なすぎない「このあたり」のワードが効果的だといえます。

まとめ

サジェスト表示の対策ワード選定において、月間検索数や派生ワード数が多い「ビッグワード」での対策が、必ずしも効果的というわけではありません。また、検索エンジンによって、派生ワード数が多いワードは表示不可というケースもあります。どのようなユーザー層をターゲットにしていて、どういったコンバージョン(結果)を得たいのかを考えて、キーワード選定をしてみましょう!

サチコ
サチコ

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