SEO対策の歴史について解説。今後「検索体験」はどうなっていく?

SEO対策
▲2018年9月27日のDoodleのロゴ

Googleは1998年に誕生しました。Googleには、当時主流だったYahoo!のようなディレクトリ型検索とは異なり、クローラーのweb巡回により「どのサイトが有益か」を判定する「PageRank」アルゴリズムが導入されていました。

ディレクトリ型検索:

カテゴリ別で分けられたサイトの集合体(リンク集のようなもの)に対して、ユーザーはカテゴリを指定して「欲しい情報」にたどり着く形式。

▲Yahoo!JAPANの「ディレクトリ型検索」
▲Yahoo!JAPANの「ディレクトリ型検索」

検索エンジンが生まれた当初は、人間がサイトを審査して、承認されたものだけがインデックスされるような仕組みでした。(一部趣味のサイトを除き)

参考:ディレクトリ型検索エンジンとは何か?

その中で「如何にして有益なサイトであると認識させるか」。つまりインターネット上の無限に広がるサイトの中から、自分たちのサイトにユーザーを誘導するか、という動きが生まれ、それが「SEO対策」という言葉になりました。

時を経て2011年、Googleは「パンダアップデート」というスパムアップデートを実施。過剰なSEO対策が行われているサイトに対してペナルティ(検索順位下降、インデックス削除など)が課されました。

それをきっかけに、SEO戦争時代へ突入したのです。

そもそも「SEO対策」とは?

SEO対策(検索エンジン最適化)は、Googleが「ユーザーに対して最も有益な情報を提供する」ために導入したアルゴリズムに対して、「有益な情報を提供しているサイトだと評価してもらう」=自サイトを検索結果の上位に表示する」ためにwebページの構造を最適化させること、を指します。

例えば最初の「スパムアップデート」以前でいえば、「有益な情報を提供しているサイトはたくさんのサイトからリンクされている」という考えから、「被リンク」(外部サイトから自サイトに貼られたリンク)を増やすことが重要視されていました。

中でもドメインパワーの強いサイトからの被リンクは評価につながりやすく、既に上位化されているサイトに対して「相互リンクしませんか?」といった地道な営業活動をしたりしたといいます。

一方で、「リンクを増やせば順位が上がる」ということから、リンクを売買したり、過剰な相互リンクやBotなどを使ってリンクを自動生成するなど、本来Googleが目的としていた「ユーザーに対して最も有益な情報を提供する」に反するような「SEO対策」も横行していました。

しかしそれらは、度々実施された「スパムアップデート」によって淘汰されていきます。

参考:SEOの歴史と変遷|Googleは何を大切にしているのか?

「スパムアップデート」の歴史

1998年に「PageRank」アルゴリズムが導入されて以降、「ユーザーに対して最も有益な情報を提供したい」Googleアルゴリズムと、「自サイトを検索結果の上位に表示したい」人間とのSEO戦争が繰り広げられてきました。

主なアップデートは以下の通り。

  • フロリダアップデート(2003):キーワード詰め込みやリンクファーム(相互リンクのためだけのサイト)などのスパム的SEO手法を大規模排除
  • パンダアップデート(2011):低品質なコンテンツやリンクファームの排除
  • ペンギンアップデート(2012):リンクスパム(不自然な被リンクなど)の徹底排除
  • ランクブレイン導入(2015):人工知能の導入
  • メディックアップデート(2018):信頼性の低い医療系、健康系サイトにメスが入る
  • 評価基準「E-A-T」の導入(2018):専門性・権威性・信頼性の重視
  • モバイルフレンドリーアップデート(2015)、モバイルファーストインデックス(2018):スマホ対応サイトを高評価
  • 自然言語処理モデル「BERT」を導入(2019):前後の文脈を含んだ、より高度な検索が可能に
  • 評価基準「E-A-T」が「E-E-A-T」に進化(2022):「経験:Experience」の追加
  • AI概要の登場(2023):検索結果からユーザーがリンクを選ぶ形から、AIが要約した回答を得られる形へ

という風にアルゴリズムは進化し続けてきました。それに伴い、SEO対策も変遷してきました。

しかし2023年、「AI概要の登場」によって、

SEO対策は終わった

という声も挙がっています。

参考:Googleアルゴリズムアップデートの歴史 1998〜2025|SEOは今後どうなる?

「SEO対策」から「LLMO対策」へ

「LLMO対策」(Large Language Model Optimization)とは、ChatGPTなどの大規模言語モデル(LLM)が自動生成する回答において、自社のコンテンツを取り上げてもらうために、サイトを最適化することです。

2023年に「AI概要(AI Overview)」が登場したことにより、SEO対策からLLMO対策が主流となりつつあります。「AI概要」は検索結果の一番上に表示されるため、いくらSEO対策で検索順位を上げたとしても、ユーザーが調べたいことがここで解決されてしまえば、自サイトへアクセスされなくなってしまいます。

▲AI概要(AI Overview)
▲AI概要(AI Overview)

LLMOにおいてはE-E-A-Tを重要視する傾向にあります。

Experience:経験実際の経験を伴っているかどうかを指します。
例:
「2026年4月17日(平日)11:40訪問。待ち3名、着丼まで12分。店員の対応が好印象」
Expertise:専門性業界で精通した知識や経験・スキルを持っているかどうかを指します。
例:
「煮干し感は強いがエグみは少なく、セメント系初心者にも入りやすい。」
Authoritativeness:権威性業界でどれくらい認められているかを指します。業界内で有名な賞を受賞している、著名な人物に認められている、などが挙げられます。
例:
「ラーメンライター歴10年。多数のメディア出演経歴あり。新潟県内200店舗以上訪問」
Trustworthiness:信頼性サイトやコンテンツが信頼に足るものかどうかを指します。多くの人からの評判が良い場合、信頼性が高いと考えることができます。
例:
「○○では20時まで営業と記載されているが、実際は19時まで。公式Instagramで最新情報を確認すると良い」

AIが情報を要約する上で「この分野ならこのサイトが信頼できる」と判断したサイトを引用するため、構造化データを実装したり、AIが理解しやすい文章やQ&A形式のコンテンツなどを充実させることが大切です。

また、AIに対してフィードバックを行うことも有効とされています。

▲フィードバックは「バッドボタン」を押した後、送信することができます。
▲フィードバックは「バッドボタン」を押した後、送信することができます。
Google検索窓に「SEO対策」と入力するとサジェスト枠に
「seo対策 相談 サーチファンplus」と表示されていますね。
この「サーチファンplus」は「サーチファン」というところが運営
している「サジェストオンライン販売サイト」であるため、
「サーチファン」が運営している「サーチファンブログ」に関して
も、SEO対策について参考記事となるのではないでしょうか。

AIが理解できるように、エンティティ(文字列に意味を持たせる)を重視して記載しましょう。

参考:LLMO対策とは?具体的な対策方法や効果測定の方法を解説

新しい「SEO対策」の形

ただし、LLMOはSEOの延長線上にあるため、いままで行ってきたSEO対策がすべて水の泡になる、ということはありません。

SEO対策を継続して強化することによって、LLMOにおいても良い結果につながります。

しかしながら、アルゴリズムが変わるたびにSEO対策のやり方を変えなければいけない。これはなかなか大変なことです。技術、時間、費用、人材など、クリアしなければいけない課題は多くあります。

そこで、新しい「SEO対策」を紹介します。それが「サジェスト対策」です。

▲「seo対策」と入力した時、3番目に「サーチファン」を含むサジェストが表示されています
▲「seo対策」と入力した時、3番目に「サーチファン」を含むサジェストが表示されています

サジェストに「seo対策 相談 サーチファンplus」と表示されています。サーチファンでは、このように出したいワードを表示させることができます。

「サジェスト表示・非表示対策」仕組みと必要性について
SEO対策は時間がかかります。 即効性のある新しいネット集客として「サジェスト対策」を紹介します。 ポジティブなワードを表示させる「サジェストPR」とネガティブなワードを非表示にする「サジェスト削除」といった2つのサジェスト対策を解説。

サジェスト対策には、4つのメリットがあります。

アルゴリズム変動やパーソナライズによる影響を受けない

SEO対策は「自サイトを検索結果の上位に表示する」ための対策です。

例えば「seo対策」で検索したときの検索結果を見てみましょう。

▲「SEO対策」での検索結果
▲「SEO対策」での検索結果

上位5位までを見てみましょう。

  1. 株式会社ウィルゲート 様
  2. ミエルカSEO 様
  3. Google for Developers
  4. マーケティングオートメーションツール SATORI 様
  5. 株式会社GIG 様

「サーチファン」は箸にも棒にもかかっていませんね。

違うアカウントでも見てみましょう。

▲「SEO対策」での検索結果(別環境)
▲「SEO対策」での検索結果(別環境)
  1. ミエルカSEO 様
  2. 株式会社ウィルゲート 様
  3. Google for Developers
  4. 株式会社PLAN-B 様
  5. IT DX AI総合展 様

先ほどと順位が変わっています。Googleは「ユーザーに対して最も有益な情報を提供」するために、過去の検索や位置情報などを基に、掲載順位を変動させます。

つまり、どの環境においても「検索結果の1番目にいる」ということは難しいことなのです。

そこで「サジェスト対策」です。例えばユーザーが「seo対策」で検索する際に「seo対策 相談 サーチファンplus」を目にしてクリックしたとします。

▲「サチブロ」のサイトが一番目に表示されています
▲「サチブロ」のサイトが一番目に表示されています
▲「サーチファン」のサイトが一番目に表示されています
▲「サーチファン」のサイトが一番目に表示されています

「検索結果の1番目」にサーチファンのサイトが表示されています。つまり、検索時点にはサーチファンのことを微塵も知らないユーザーを、サーチファンのサイトに誘導することができるのです。

またサジェストをクリックされた場合「サーチファン」を含む検索になるため、Googleアップデートによる順位変動の影響を受けることはありません

「AI概要」よりも前にユーザーの目に触れる

上でもわかる通り、検索結果の一番上には「AIによる概要」が表示されています。通常の検索であれば、まずはここを見て、「ユーザーが調べたいこと」が解決しなかった場合にそれより下の「検索結果」を見ることになります。

逆に言えば「ユーザーが調べたいこと」が「AI概要」で解決した場合、それ以降の検索結果に関しては見てもらえません。

そこで「サジェスト」なのです。

▲「seo対策」と入力した時、3番目に「サーチファン」を含むサジェストが表示されています
▲「seo対策」と入力した時、3番目に「サーチファン」を含むサジェストが表示されています

ユーザーは検索窓に「seo対策」と入力した時点で、まず「サーチファン」という文字列を目にします。その状態でそれをクリックし検索結果に遷移します。

その時点で「サーチファン」に対して意識付けができているため、たとえAI概要が表示されていたとしても、それより下のサーチファンのサイトへアクセスする可能性を高めることができます。

検索結果を独占できる

先述した通り、サジェストをクリックされた場合「サーチファン」を含む検索になります。

そのため検索結果においても、自社サイトやSNSで独占することができます。

▲検索結果が自サイトで埋め尽くされている
▲検索結果が自サイトで埋め尽くされている

※一部サジェストに対して乗っ取りされているため、グレーアウトしています。

サジェストにおけるクリック率とは?費用対効果を上げるメソッド
検索する際に、自動で文字を補完してくれる「サジェスト」。 このサジェストがどれだけクリックされているのか、検索結果におけるサイトへのアクセス率はどれくらいの割合か。 クリック率を上げるための効果的な方法と、注意点について解説。

↑乗っ取りについての解説はここから

自社でリソースをかける必要が無い

通常のSEO対策との大きな違いは、「サジェスト対策自体はサーチファン側で完結する」というところです。

「サジェスト対策」では内部構造の見直しや、SEO対策の担当者などを設置する必要が無く、以下の3つの項目だけ決めていただければ、サーチファンの方で施策を行います。

対策ワード:どんなキーワードを入力されたときに(例:seo対策)

表示ワード:どんなキーワードを出したいか(例:サーチファン)

誘導したいサイト:検索結果の一番上に出したいサイト(例: https://blog.searchfan.biz/ )

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